外注に約100万円かけたゴミアプリが、
Codexで生まれ変わった件⑧|作りたいものが広がる編

こんにちは!吉田です!
前回は、Codexと壁打ちを重ねながら、不具合や操作の違和感をひとつずつ直し、
エディターの完成度を高めていくお話でした。

今回は、エディターづくりから広がった「店内設置」の話です。配るチラシだけでなく、店頭のポスターやPOPにも使えるのでは?そこから、AIで置き場所を考え、デザインの編集までつなげる機能をつくり始めました。

配るチラシから、店内に置くPOPへ。

エディターができるなら、置き型もいけるんじゃない?

前回のエディターは、もともと配るチラシを用意するために考えたものでした。ところが、テンプレートを選び、写真や文字を変え、QRコードまで配置できるようにする過程で、使い道はそれだけではないと気づきます。

クレープ店なら、店頭のポスターやレジ横の案内、テーブルに置くPOP。配るか、置くかは違っても、写真と文字で情報を伝え、次の行動につなげる紙媒体という点は同じです。

「エディターもつくれるなら、
置き型のAI提案もいけるんじゃない?」

配布するチラシでは「どの地域に配るか」を考えていました。置き型なら、それが「お店のどこに、どう置くか」に変わる。ここにもAIを使えたら、デザインをつくるだけでなく、実際の使い方まで支援できそうです。

そんな気づきから、店内の写真をもとに設置場所を提案し、POPの編集までつなげる機能もつくることにしました。最初から全部を計画していたというより、つくりながら次にやりたいことが見えてきた感じです(笑)

「ここに置いたら?」を、写真の上で見せたい

ただ、AIから「見やすい場所に置きましょう」と言われるだけでは、
「結局どこなの?」となってしまい、あまり役に立ちませんよね。

お店によって、入口もレジも、壁の空き方も違います。だったら、店内の写真をアップロードして、その写真をもとに候補を考えられるようにしたい。
さらに、提案された場所にポスターやPOPが重なって見えれば、設置後のイメージもつかみやすくなるはずです。

文章を読んで想像するより、
写真の上で「ここ」と見せた方が分かりやすい。

そこで、写真を入れる、配置の提案を見る、使いたいデザインを編集する、という流れを考えました。別々の機能を並べるより、次に何をすればいいかがつながっていることを大事にしたかったんです。

もちろん、写真では分からないこともあります。お客様が実際に立ち止まる場所や、営業中の混み方は、お店の方がよく知っています。AIの提案を正解とするのではなく、「ここなら試せそう」と判断するための材料にしたいと思っています。

POPからSNSへ。置き場所ごとの反応も見えるように

店内に置くPOPなら、商品を紹介するだけでなく、QRコードからお店のSNSやWebサイトへ案内することもできます。配るチラシと同じ仕組みを、店頭のテーブルやレジ横でも使えるんじゃないかと考えました。

さらに、設置場所ごとにQRコードを分けておけば、
「このテーブルに置いたPOPから、どのくらい読み取られたか」も計測できます。
案内先が同じSNSでも、入り口を分けることで、どこに置いたものから反応があったのかを確かめられるんです。

置くPOPにも、
反応が見える仕組みを。

それなら、配布用のチラシだけでなく、店内で使うPOPのテンプレートも増やそう。SNSへの案内や商品の紹介など、目的に合うデザインを選んで使えるようにしていくことにしました。

例えばクレープ店なら、テンプレートの写真や商品名を差し替え、お店のSNSへつながるQRコードを載せる。前回つくっていたエディターが、店内の販促にも使えるようになってきました。

レジ横:QR A

同じデザイン・違うQR

テーブル:QR B

同じデザインのPOPをレジ横とテーブルに置いて読み取り数を比べ、反応が少なければ、置く場所や文言を変えて、また試す。つくって置くだけでなく、その後の改善までつなげられそうです。

もちろん、読み取り数だけで売上への効果や反応の理由まで分かるわけではありません。設置期間や来店状況も合わせて見ながら、次の工夫を考える材料にしていきます。

設置場所を考え、POPをつくり、反応を確かめる流れまで支えられれば、紙媒体を「置いて終わり」にしなくて済むと思うと、置き型の機能にも可能性を感じました。

つくっているうちに、支援できる範囲が広がった

つくってみる

使って確かめる

少し直して、また試す

もともとは、ポスティングの反響を見えるようにしたい、という構想でした。そこから配布先の分析、チラシの編集、そして店内に置くPOPへ。
ひとつ形にしてみると、「これができるなら、こっちもできるのでは?」と考えるようになります。

以前なら、思いついても、また仕様をまとめて見積もりをお願いして……と考えたところで、止まっていたかもしれません。今は、まずCodexに相談して、形にして確かめるという進め方ができる。
それが、発想を広げるきっかけにもなりました。

思いついたことを、
まず試してみられるようになった。

ただ、機能を増やせば使いやすくなるわけではありません。前回のエディターと同じで、実際に触ってみると、まだ整理したいところも出てきます。

配るチラシでも、店内に置くPOPでも、つくって届け、反応を見て改善する流れを支えられるように、引き続き使い心地を整えていきたいと思っています。

次回は、シリーズのまとめです。外注と自分での開発を通じて分かった、作りたいものの規模や、必要な専門性について振り返ります!

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